伍丁目の我楽多はうす

ここは雑記、食べ物、音楽、中国語(普通話&広東語)などなどなんでもかんでも「我楽多(ガラクタ)箱」のように詰め込んだブログ。 なお「アヘラ」は高校時代のあだ名。 我識講少少廣東話。

自分で所有権留保解除手続きをする方法。必要書類をそろえて運輸局へ行こう!

 

車のローンは完済しているので月々お金を持って行かれることは今後もうない。
もちろんこのまま車を乗り続けても何ら問題はないのだが、仮に車を売却しようと思ったときに面倒なことになる。
そう、「ローン完済しても勝手に自分の名義に変わらない」ということ。自分の名義に変更するのであれば「所有権留保解除」というものを行う必要がある。
大阪の運輸局へ出向いて実際に自分で「所有権留保解除」を行ってきたのでレポートしたい。

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所有者?使用者?車検証をチェックしよう! 


車検証を見るとわかるのだが、「所有者」と「使用者」という欄がある。
例えば、私アヘラの車検証を見るとこうなっている。

所有者:関西マツダ
使用者:私(アヘラ)

ようは「関西マツダが持っている車をアヘラという人が使っている」ということ。
え?!お金払っているのはアヘラじゃん!ってなりますが、ローンを組んで車を買うとこうなる。車のローンって大きな金額ですので踏み倒しをされないように、ってやつ。
これがもし購入時にローンなしの一括で買っていたならば最初から所有者と使用者が同じになります。

所有者が「関西マツダ」になっている、つまり「関西マツダのもの」であるため、この状態では勝手に車を売ってしまうことはできない。
乗るのは問題ないけど、売ったり廃車にしたりができないということ。ちゃんと「所有権留保解除」というものの手続きを取ってから初めて自分のものになり、売ったり廃車にしたりということが可能になる。

いつまでも車が関西マツダの物、というのも癪に障るし…ぶっちゃけもう車を売ってしまいたいのでこの際だから「所有者」を私、アヘラに変えてしまいたい。
そういうわけで8/17(木)、会社を一日休み、運輸局へ出向いて「所有権留保解除」の手続きを行ってきた。
これから所有権留保解除をしたい方、もしくはしようかどうしようか迷っている方のために少しでも参考になれば嬉しい。
ローン完済したらすぐ「所有権留保解除」の手続きを行うことをお勧めする。

 

所有権留保解除の条件

 
今回は以下の条件で所有権留保解除を行った。
①ローン完済
②自動車税完納
③「所有者」名を関西マツダから自分へ変更
④住民票記載の住所変更なし
⑤車保管場所の変更なし

と、ほぼ最小限の条件。
もし引越しであれば別途住民票が必要になるし、車の保管場所が変わるとなれば車庫証明が別途必要になる。そういう場合を含め特殊なケースであれば別途運輸局へ聞くか、以下のサイトを参照すること。

annai-center.com

 

必要な書類は?

 
上記のサイトにも書いてあるが、必要な書類について。

■予め自分で用意しておく書類
1.譲渡証明書 ※旧所有者の実印の押印があるもの
2.旧所有者の印鑑証明書 ※発行日から3ヵ月以内のもの
3.旧所有者の委任状 ※旧所有者の実印の押印があるもの
4.自分の印鑑証明書 ※発行日から3ヵ月以内のもの
5.自分の実印
6.今の車検証 ※もちろん原本を持参。かつ、車検が切れていないことが条件。
7.認印 ※上記サイトには書いていないが必ず持っていくこと。シャチハタ不可。

■当日、運輸局でもらえる書類
8.手数料納付書
9.申請書(今回の名義変更の場合は『OCR一号』という申請書になる)
10.自動車税・自動車取得税申告書

これらの中のどれかひとつでも欠けると一切手続きができない。お役所仕事なので仕方がない。
しっかり準備して運輸局まで向かっていただきたいがもし万が一忘れたら諦めて後日また運輸局に来よう。
わたしは印鑑証明書を当日の午前中に取りに行き、午後に運輸局へ向かった。前日の夜になって印鑑証明書がないことに気づいた(苦笑)。

なお他サイトなどを見ると車のリサイクル券が必要だとか自賠責保険証が必要だとかいろいろ書いてあるが、迷ったら車購入時についてきたファイル一式(車検証やリサイクル券、説明書などフルセットで入ったもの)をまるまる持って行けばよい。
ちなみにわたしの場合は上記のリサイクル券や保険証などは一切不要だった。
 

どこの運輸局へ行けば良いの?


運輸局と言っても全国あちこちにあるのでどこでも行きたい放題…かと思えばそうではない。
自分の住民票がある場所を管轄している運輸局に行く必要がある。逆に言うと、管轄外の運輸局へ行っても手続きができない。
当然どこだかわからないのでここで探そう。

陸運局の一覧-名義変更のすすめっ

 

大阪府だと北から大阪、なにわ、和泉の3箇所。ようはナンバープレートと一緒なのだが、堺ナンバーも和泉になる。
わたしが行ってきたところは大阪運輸支局。住民票が大阪府北部のとある市内なので管轄が大阪運輸支局になる。
なので以降は大阪運輸支局での手続きを記すことを了承願いたい。

 

大阪運輸支局へ行こう


大阪運輸支局は下記サイトにも書いてあるが、京阪寝屋川市駅で降りてバスに乗れば良い。「運輸局前」なんてバス停はないので大阪電気通信大学で降りれば何とかなる。
または、NTTの塔が見えたらこちらの勝ち。お目当ての運輸局はすぐそこだ。隣なのだ。
最悪の場合は徒歩という手段があるが、2kmもあるためおすすめしない。特に夏場は暑いのでたどり着く前にあの世行きにもなりかねない。

https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/sikyoku/map/0601.htm


わたしはタクシーで行った。実は寝屋川市駅で降りたのは初めてでどのバスに乗るべきなのか全くわからず状態。
調べてやっと乗るバスがわかるも、バスの到着まで30分以上間が空いてしまうためタクシーで行くことにした。
タクシーで行先を告げたは良いけれど…

わたし:「運輸局まで」
運転手:「え?!」
わたし:「だ~か~ら…運輸局!」
運転手:「は?!」
(以後、このやり取りを3回ほど)
運転手:「ああ、陸運局ね、はいはい」

どうも「陸運局」と言わなきゃ通じないらしい。痛恨のミス。
陸運局は寝屋川市駅より初乗り料金で行ける。680円。
降車の際、1,180円出して500円玉でお釣りをもらうはずが…あれ百円玉だぞ?!
…どうやら運転手は1,080円を出したものだと勘違いしたらしい。つまりわたしは100円ボラれたのだ。
あまりグダグダしてケンカになるのは嫌だったため100円は運転手へくれてやった。

嫌な気分でタクシーを降りてさっそく大阪運輸支局敷地内へ。
間違えて隣の大阪電気通信大学へ入りそうになったのはナイショだ。

  

まずはC棟で手数料納付書を購入しよう


運輸局に到着したら雑草がボーボー生えている横の狭い通路を歩いてまずは「C」棟を目指す。というより道なりに沿って行けばぶち当たるのでなんら心配ない。最初に出くわす建物がC棟だ。
向かって左側では停めてある車の大群やらナンバープレートを外しているオッサンやらが目に入るがそんなものは尻目に進む。

 

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C棟でやることと言えば手数料納付書を購入すること、ただそれだけなのだが一応説明。
初めて手続きをする場合何をどうしたら良いのかわからず呆然と立ち尽くすことになってしまうが、とりあえず何はともあれ窓口へ行ってみよう。
わたしは数分立ち尽くしたあと、勇気を出して窓口へ行き「め、名義変更をしたいんですけどぉ…」とおずおずと申し出をした。
とりあえず何か聞けば窓口の人はちゃんと教えてくれる。事務的だが。

名義変更する旨を申し出ると500円分の大阪府証紙が貼られた状態で渡される。
購入の際にも言われるが、名義変更の場合は「OCR一号用紙」を一枚持って行く。間違えて三号用紙やその他の用紙は持っていかないこと。
C棟の中に用紙が置いてあるのでここから取る。
ここまでやるとC棟での用事は終了なので次は隣の「A」棟へ行く。C棟には基本的には戻らない。

 

A棟で新車検証発行手続きをしよう


A棟では実際に新車検証の交付手続きを行う。今回の一番のメイン作業である。
A棟に入った瞬間どこに行けば良いのかこれまたわからなくなるので、一番奥の記入台まで進もう。窓口①と②の前になる。
棟の雰囲気は市役所と自動車試験場を足して2で割ったような雰囲気だった。これに付け加えてテレビは高校野球がついていた。
周りはほとんどがディーラーの人間。みんな手慣れた感じで余裕の表情。

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C棟で購入した手数料納付書へ車のナンバーと名前を記入する。これはボールペンで記入する。
そしてもらってきたOCR一号用紙。もしC棟でもらってくるのを忘れても大丈夫。A棟でも用意されている。もちろん無料。
こちらには鉛筆で記入する。記入の仕方はきちんとお手本があるので心配いらない。間違えたら消しゴムできれいに消そう。
OCR一号用紙に記載する事項として「都道府県コード」ならびに「地域コード(だったっけ)」が出てくるのだがこれは記入台にコードの冊子が置いてあるので該当のコードを探して転記するだけで良い。
すべて書き終えたら最後に持参した実印を押す。
なお、筆記具と朱肉はすべてA棟で用意されているので大丈夫だが、あえて言うなれば朱肉はなるたけ自分のを用意することをお勧めする。実際、自分が記入していた台の朱肉が乾きかけていたので。

書類を書き終えたら③の窓口へ提出するが手渡しではなく、③の窓口に置いてあるクリアファイルに書類をすべて入れ、「受付箱」なるものにファイルを入れる。

これで本来であれば新しい車検証が発行されるまで待つ。
が、わたしはファイルを提出した際、手数料納付書とOCR一号用紙しか入れておらず、車検証や委任状をすべて提出し忘れてしまい途中で呼び出しを食らうハメになった。
また、注意してほしいのだが、委任状などに自分の名前を記載する箇所があるので忘れずに記入してほしい。だが、心配であれば委任状などはいじらずそのまま提出しておき、呼び出されたときに指示に従って記入すれば良い。
書類を提出した後は新車検証を作成しているためかなり待たされる。この間はスマホをいじるなりトイレに行くなり高校野球を見るなりしながら待つ。なんでもない平日でも結構人が多くかなり待たされるのだが、特に混み合うとされる月末や年度末に行かれる方は相当待たされる覚悟をすること。

新車検証が出来上がると名前を呼ばれるので⑥の窓口へ行く。ここで新車検証を受け取る。
受け取ったあとは「B」棟へ行くよう指示されるので隣のB棟へ向かう。

 

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※できたてホヤホヤのNew車検証と一緒に通知書もくれる。
 はいはい記載しましたよ〜的な?

  

最後はB棟で自動車税の手続きを!


B棟に到着すると入り口から二手に分かれる。左へ行くとナンバープレートの交付場になっており今回の処理には関係ないため、右へ行き自動車税に関する手続きを受ける。
自動車税をきちんと納入さえしていればあともうちょっとで手続き終了である。頑張ろう。

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B棟へ入り右側に進むと「自動車税・自動車取得税申告書」という紙が渡される。後ろの記入台で記入をする。

 

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※この赤い2色刷りの紙が申告書。鉛筆で書く。


A棟でもらってきた車検証を見ながら必要事項を鉛筆で記入し、認印を押して窓口へ持って行く。
窓口へ提出してから数分後、処理が完了する。

以上で所有権留保解除手続きがすべて完了。お疲れ様でした!

 

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※帰りはこの草ボォボォの道を通って敷地から出る。

 道路を渡って右へ行くと寝屋川市駅行きのバス停がある。

 

手続きを終えて


実際に運輸局で所有権留保解除をやってみて思ったのだが、そこまで恐ろしく難しいものではなかった。
とはいえ、初めてだとどうすればよいのかさっぱりわからなくなるが、その場合は遠慮せずに窓口の人に聞いてみよう。
ディーラーや販売店などに任せると費用がかさんでしまうので(一万円くらいは取られるかと)できれば自分で手続きをすることをお勧めする。安くあがるし。
本当に自分でやってよかった、と思えた。
よほどのことがない限りもう二度と行くことがないであろう運輸局を後にし、ちっこいバスに乗って寝屋川市駅まで帰ってきたのであった。

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かかったお金

かかったお金は次のとおり。

印鑑証明書:¥300-
タクシー代:¥680-(初乗り料金)
ボラれた金額:¥100-
手数料納付書代:¥500-
帰りのバス代:¥150-
達成感:プライスレス

…あとはその他の交通費と昼飯代。


追記:
なぜ運輸局まで車で行かなかったかというと…車の運転に自信がないため。以上。

 

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※運輸局の隣にあるNTT。白い鉄塔が青空に映える。
 右隣が運輸局。これを撮った時点で15:30頃。暑い時間帯。
 もう行くことないんだろうなぁ。