伍丁目の我楽多はうす

ここは雑記、食べ物、音楽、中国語(普通話&広東語)などなどなんでもかんでも「我楽多(ガラクタ)箱」のように詰め込んだブログ。 なお「アヘラ」は高校時代のあだ名。 我識講少少廣東話。

映画:「幸せの黄色いハンカチ」

 

せっかくamazonプライムに加入しているので映画を見ないともったいない。
これから休日の夜は我が家は映画館と化してしまいそうだ。

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昨晩はかねてからずっと見たかった「幸せの黄色いハンカチ」を鑑賞。


まだわたしが生まれる前の作品。若かりし頃の高倉健さんや武田鉄矢さん、それに桃井かおりさんや倍賞千恵子さんと大物揃いのこの映画。

ストーリーはこちら。(amazonbビデオより引用)

「もし、まだ待ってくれるなら、黄色いハンカチをぶらさげてくれ」――― 第1回日本アカデミー賞作品賞、キネマ旬報ベストワンなど、1977年度の映画賞を独占した山田洋次監督の代表作のひとつ。 北海道を舞台に刑務所帰りの中年男と偶然出会った若い男女が、それぞれの愛を見つけるまでを描いた感動のロードムービー。


武田鉄矢演じる欽也が乗りこなす新車のファミリア、時代を感じる。まだボンネットにミラーがついていたり、マニュアル車だったり。
また、今みたく携帯電話があるわけでもなし、欽也がフラれるシーンでは手紙で「もう二度と電話しないで」と書かれていた。
手紙なんて今はほとんど書かないのではないだろうか。「今ならばLINEしてこないで」とか既読スルーでフェードアウトとかそういう感じなのかな。

欽也は女にフラれ新車のファミリアと共に北海道へ渡る。
そこで桃井かおり扮するアケミをナンパしドライブしていたところ高倉健扮する勇作と出会う。
次第に惹かれ合う欽也とアケミ、不器用ながらも自分の過去を話し始める勇作、そして勇作を夕張へ導く欽也とアケミの温かさ。

勇作と欽也は同じ九州男児だという設定になっているが、かたや典型的な九州男児な勇作に対しちゃらんぽらんな欽也。
欽也に対して説教する勇作に男気を感じた。が、逆に終盤であと少しで夕張へ着くというところで勇作が「引き返してくれ」と弱気になり、欽也にドヤされる場面では不意に弱さを見せるなど人間臭さを感じる。

欽也とアケミは勇作にとって(このような言い方をしていいのかわからないけど)キューピッド的な存在になっていたのではないだろうか。
勇作の正体を知ったあとでも黙って勇作の話を聞き、途中で降りて汽車に乗るという勇作を引き止め勇作を乗せて夕張へ車を走らせる二人。
もし勇作が欽也とアケミに出会わなかったら、途中で車を降り汽車に乗ってしまっていたら勇作はきっと後悔していたのではないだろうか。


ラストではそっと何も言わず勇作を車から降ろし背中を押した欽也とアケミがかっこよすぎる。
最後まで人の温かさが滲み出ていた。

ひとつ意味がわからなかったこと。
欽也にナンパされたとき「どこまで行くの?!」って聞かれていてアケミが「刑務所まで…」なんて言っていた。
てっきり勇作と面識があるのかと思ったらそうでもないし、アケミは一体何しに行くつもりだったのだろうか?

見た後はなんだかこっちまで温かい気分になった。
もう一度見たい映画のひとつ。